真冬には一番はじめに教えたと思う。
「良かったね、おめでとう」と、心から祝福してくれた。まだ真冬への想いが全て振り切れたわけではないけど今の彼女を大切にしたいし、これでいいのだ、と自分に言い聞かせた。僕と真冬は少しずつ離れていった。