「そ、れは…中3のころはじゅ、受験ストレスだよっ!理沙も高校になってから変わったんだよ。」

「それならそれでいいんじゃない。」


私は止まっていた足を動かし始めた。

「ま、まって!梨々香。あたし梨々香のこと信用してるから。」

「そう。」


私ははっきり言って昔から杏里が苦手だった。

杏里は自己中でいつも自分の事ばかり。
あたしが怪我をしてもなにもしてくれなかった。
そしてわがまま。
何度奢らされたんだろう。