「あ、あれ………?
ぼ、僕…?に、兄さん…?」
さっきまで、そんな言葉を使う人がいたような……?
「えっ……?
あ、あの…
もしかしたら、気づいてませんでした……?
僕、ヨセフです」
「えっ………?」
ヨセフ……?
どこかで聞いた名前………
俺は、目の前の彼女のことに夢中で
他のことが考えられずにいた
「兄さん……
ミーケ兄さんの…兄妹で…
ヨセフです!」
「ミーケ……?
ミーケ………ミーケ!?
えっ…?
て、てことは………ヨセフくん!?」
「はい!」
よ、ヨセフくん……!?
あの、ヨセフくんだよね…?!
た、確かに……似てる…ような…
えっ……?で、でも…ヨセフくんって……
「男じゃん!!」
男だっただろ!?
えっ……も、もしかして…俺……
男に走った……?
いやいや!!
男にいくわけ………
「ルトワール王子……?」
「可愛い………」
「えっ……?」
物凄く、可愛いんだよ…っ!!
ヨセフくん……
ホントにヨセフくんなのか!?
めっちゃ可愛い…っ!
か、可愛いんだよ…っ!
これが男なのか…!?
あーあ……ダメだ…
か、可愛いすぎ……////
「ルトワール王子……?あ、あの……」
「超可愛い…っ!!
マジ可愛い…っ!!
ヨセフくん、可愛いすぎる!!」
「えっ……」
俺は、相手が男だということに気づいていながらも……
目の前の美少女に抱きついた
なんだよ、なんなんだよ…っ!
可愛い…可愛いぃぃぃい!!!
ヨセフくん……可愛い…っ!
や、ヤバい……
これは、男でも……ヤバいだろ…っ!