「ヒロさんとその人は知り合いなんですか?」


「俺の中学の時の後輩。んで、沙織の知り合い。」




ヒロさんの後輩で、私の知り合い??


余計にわかんなくなったよ。。

だって、ヒロさんとは違う中学だったし……



それに、そこまで顔広くないからわかるわけないよね。



私の知り合いという人、どの人なのか気になって胸がうるさくなる。



「後少しのところにいるから……」



ズカズカと早歩きをし始めた。







「……野々田先輩!」








ヒロさんに向かって手をあげてる。