午後になり係を交代すると、いきなり手を繋がれ顔を上げると、ニコニコしてるヒロさん。
今日ぐらいは、悠朔のこと忘れようかな?
……って、思ったそばからなんで悠朔が女の子たちとこっちに向かって歩いてくるの?
私がいない時でもやっぱり女の子たちといるんだ。。
あの中に好きな子でもできたのかな?
目が合うと、我に戻り繋いでる手を放そうとするけど、見ためとは違って力強く握ってて放せない!
ちょっと、ヒロさん放してよ……
通り過ぎようとした時空いてた手を掴まれた。
「…こいつ誰だよ!」
ギロリと睨むと爪が喰い込みそうな勢いでキリキリと音を出しながら掴んできた。。
「痛いっ……悠朔放して……ょ……」
「お前は俺のもんだろ?」
今、距離おいてるんだから悠朔のものじゃない…
しかも、私はモノじゃないし!