その日、またあんなこと起きなかったら……前よりもヒドくなることはなかったのに。



前の家を引っ越してから無くなったけど、1人が嫌いなのは変わらない。




「……ひで、き もうヨリは戻すことできないよ?」



知らないうちに涙が溢れてきた。



家に着くと、リビングにいかず、自分の部屋に入った。



涙は、溢れる一方でとまることを知らない。





「……秀樹のこと、、信じてたのに!」






あの日のこと許してたら今も一緒にいてくれた?


隣にいて優しく抱きしめてくれた?


過ぎたことを想像してもなにも変わらないのに、、



自分から振ったけど、秀樹を忘れるのに苦労した。