「沙織、俺から離れようとか思ったらダメだからな?」
知らない間に、手は放されてて冷たい瞳で私をまっすぐに見つめてる。
それは、“ ヘビに睨まれたカエル ”のように動けない。。
なにも喋れない私を鋭い目で見てきて、問いかけてきた。
「……返事は?」
悠朔から目を離すことができないままゆっくりと首を縦に振った。
それを見てから笑顔を向け、子供を褒めるみたいに頭を2回ポンポンとされた。
悠朔って睨むのはそこまで怖くないけど、威圧感は空気と目つきであっとされるよ。。
私、こんな人と付き合ってやっていけるの!?