「わかるよ!私のおばあちゃんがよくいくから
私も何回か行ったことあるんだ~。」
「そっかー!」
「真紀ちゃんの家はどこらへんなの?」
「私の家は商店街の少し奥にあるよー。」
「そっかあ。みんな家近いんだね!」
話が盛り上がったせいか
帰り道が短く感じた。
二人に別れを告げると
このまえの男の子がかなり後ろを
歩いているのを見つけた。
わたしが通っている中学と
同じ制服を着ている。
(やっぱり同じ中学だったんだ。
ここら辺に住んでいるのかな?)
話してみたいと思ったが
もしかしたら先輩かもしれない。
ちょっと怖いので私は
すぐに家に入った。