「 かいと!!
寝坊しちゃった〜!ごめんね!!」




朝の7時55分。




「ばぁか!毎日寝坊じゃん」




そう言って私のおでこを



ツン、とした海斗は



先々と歩いて行く。



「かいと〜!待ってよお!」




後ろを振り向いて


今度は優しく微笑んだ海斗と


隣に並んで学校に向かう。



これが、朝の日常。