――――――――――――――――――――――――― 『ひな』 『なーに?お母さん。』 『危ないから手をつなぎましょ?』 『えー?ひなもう小学2年生だよ?』 『だーめ。』 『いーやだ!』 『ひな、パパと繋ごうか。』 『うん!!』 ((……これは、小さい頃の…?)) ――――――――――――――――――――――――― ((〜♪〜〜♪……)) 私の小さい時の頃の記憶は、目覚まし時計の音でかき消された。