「優!明日、バスケ部の見学いかない?」

そう連絡してきたのは、沙羅だった。

この子は小学生のときバスケをやってたらしいんだよね。

「いいよー!私もバスケ部入りたいし、見学したいからね!」

そう返信を打って送信ボタンをタップ。

宿題にとりかかって、それから数学の予習。

終わったらお風呂に入って寝る。

「明日も楽しい日がくるかなぁ…」

そう呟いて私は眠りについた。


明日起こる出来事を予想せずに。