「わぁ…吐く息が白いや」
吐いた息が白かった。
なんだっけ、吐き出した空気の水蒸気が冷やされてなるんだっけ…?
「うっわさみー!!!!!着替えらんねー!!」
文句たらたらで制服に着替えて、クローゼットからコートを引っ張り出す。
去年のクリスマスに買ってもらった、黒くてもこもこのダッフルコート。
「いーやー、制服の上だと着づらいよなぁ…」
コートをかばんたちと一緒のところに置いて、朝ごはんを食べるためにリビングへ直行。
「はろー!いやーさむいね!」
「おー、おはよう優。制服寒くないのか?」
「え?寒くないわけないやんけ!寒くて死ぬよこれ!」
「優ー!早くご飯食べなさい!あと10分で家出ないと、スクールバスに遅刻するわよ!」
え、もうそんな時間?あっそうか。
7:46のバスでバス停まで5分かかるから…
「ああぁぁぁあ?!死ぬ!!入学早々遅刻!!!」
そう。
今年の4月、私は中高一貫校の石崎中学校に入学したんだ。
一応歴史ある学校で、創立123周年らしい。
吐いた息が白かった。
なんだっけ、吐き出した空気の水蒸気が冷やされてなるんだっけ…?
「うっわさみー!!!!!着替えらんねー!!」
文句たらたらで制服に着替えて、クローゼットからコートを引っ張り出す。
去年のクリスマスに買ってもらった、黒くてもこもこのダッフルコート。
「いーやー、制服の上だと着づらいよなぁ…」
コートをかばんたちと一緒のところに置いて、朝ごはんを食べるためにリビングへ直行。
「はろー!いやーさむいね!」
「おー、おはよう優。制服寒くないのか?」
「え?寒くないわけないやんけ!寒くて死ぬよこれ!」
「優ー!早くご飯食べなさい!あと10分で家出ないと、スクールバスに遅刻するわよ!」
え、もうそんな時間?あっそうか。
7:46のバスでバス停まで5分かかるから…
「ああぁぁぁあ?!死ぬ!!入学早々遅刻!!!」
そう。
今年の4月、私は中高一貫校の石崎中学校に入学したんだ。
一応歴史ある学校で、創立123周年らしい。