そうして、親子女の子3人で話しながら温泉に行った。

「おかえりー」

「ただいまー」

一足先にぱぱがついていた。

「バスケ部入ってもいい?」

「お前スタミナあんの?」

「あ?マラソン大会の実績と運動神経なめてんの?」

私はそこそこ運動はできる。

短距離は遅いけど、長距離はそれなりに早い。

縄跳びも得意だし、スタミナは人並み以上にある方。

「ま、いいんじゃないの?優のやりたいようにしなさい」

「あ、いいん?じゃあこの承諾書に印鑑ちょーだい」

印鑑を貰って、ちゃんとバスケ部には入れるようになった。

温泉でご飯食べてたその時。スマホが鳴った。

送り主に驚いて目を見開いた。


その相手がーーーーー


駿先輩という3文字。