〜優side〜


♫♫♩♪〜……♫♫♩♪…

「っあー…ねむ…」

♫♫♩♪〜……♫♫♩♪…

「あー!!うるさいよこの目覚まし!!」

そう言って朝6時に起きた私は、部屋のカーテンを開けた。

「は…?ちょっと待ってよ。信じらんね…」

私が見た光景は、4月にも関わらず雪が積もっていた光景。

「どーりで寒いわけだ…コート出さないと寒くていられないよ…」

階段を降りてリビングに向かう。

「ねー!雪!!すごいよ!!」

「優、おはよ!外マイナス5度だって!コート着ていきなさいよー!」

「わーかってるー!」

私のお弁当を作ってるお母さんとごく普通の会話をして、制服を着替えるためにクローゼットに向かった。