希輝アリス



今日はとても疲れた1日だった。
雛さんと雪音と一緒に昼ごはん、いや、晩御飯を済ませると各々と解散した。


そして自分のマンションに戻る。
だけどあたしの部屋の明かりがついてるのに気付いた。


まさか……、


嫌な予感がしながら、あたしは自分の部屋に入る。




「アリちゃんお帰り〜〜!!!」

「ギャッ!?」



いきなり飛びついてくる彼。
あたしよりも大きい癖に遠慮なし。

だから衝撃を流せずにそのままドアに頭をぶつけた。