「それで?お前何飲む?」

「いや、何飲むの前にあたしお金持ってないから」

「はー?金のこととか心配してんじゃねーよ。
俺が来いっつって誘ったんだから俺が出すに決まってんだろ」

「..ありがと」

「おぅ。んで?何飲む?」

んー。何飲もうかなぁ..。

「んー。ウーロン茶」

「は?笑 何で酒飲まねぇの?
金は俺が出すって言ってんじゃん」

「そーじゃなくてさ。
あたし、一応まだ17なんだけど。」

「うん。知ってる。前にお前の制服姿見たことあるから」

「は?嘘でしょ?..どこで?」

「それはなーいしょ!
とりあえず何か飲めって。
カシスオレンジでいいか?」

ちょ、何勝手に決めてんのこの人..。

「別に..いいけど」

「よし、じゃぁ決まりな!
頼んで来るから待ってろ」

「わかった」


はぁー。
有翔どっか行っちゃったし。