有翔の店..有翔の店..ここか。

..って有翔ってナンバー1だったの?
イケメンとは思ってたけど、ナンバー1だったんだ。
そりゃあイケメンなわけだ。

..てか、すっぴんでこの中に入る勇気ないんだけど。
一応マスクはしてるけど、すっぴんには変わりないし。


「お姉さん?」

ん?誰?

「中に入んないんですか?」

「いや..あたしは有翔に用事があって」

「有翔?なに?お姉さん有翔の彼女?」

「いや、彼女ではないです。
ただの知り合いってゆうか..」


ガチャッ


「..環奈!来てたんだったら中入れよ。
おせーから心配したじゃねぇか。」

「別に心配してとか頼んでないし」

「..なに。やっぱり2人は付き合ってんの?笑」

「あ、叶夢さん!おはようございます。」

「あ、叶夢さん!って。
俺最初からここに居たんだけど笑
気づかなかったわけ?笑」

「いや、そうゆうわけじゃないんですけど。笑」


この叶夢って人は有翔と正反対なかんじ。
黒髪の短髪をワックスでまとめてて、
なんてゆうか..裏世界のドンってかんじの人。