あなたと出会った頃は、

まだ、少しだけ梅雨の風が残る、夏の初めだったね。


ねえ、あの
−夏は、嫌いだ。
なんだか、悲しくて
涙がでそうになる−

ってあなたの言葉が、


−夏は好きだよ−


って言葉に変わっていることを

私は、願っています。