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そんな事を考えながら、
……10分。10分待ってるのに、まだ高畑くんは来ない。



なにしてるのかな……？



「あっれー？こんなとこに、可愛い子が！」



と、そんな時、そんなことを言いながら私が座っているベンチの隣に座る気配が感じだ。


……だ、誰……？



「ほんとだ！可愛い」



そして、その男の連れの男がまた１人。



「ねぇ、何してるの？」



「……えっと…人を待ってて」



私がそういうと、隣に座った男の人は、私の顔をのぞき込んできた。



だめだ……怖くて、前を向けない。