「お前にたいして……思うように行動できない。」 神社の灯りが、一斉につき始めた。 「ここ。縁結びの神社なんだ。あー…もう、上手く言えねえ……」 いつもクールな先生が、 耳まで顔を赤くしているのが分かる。 トクン………トクン…トクントクン…トクトクトク…… 胸の鼓動が、速まっていく。 「青木が好きだ」