「おい、威吐夢!楓朱が目ぇ覚ましたって!!」

はしゃぎきっている俺はその場で駆け足をしている。

「まじかよ…!?楓朱が!」

威吐夢も喜びを隠せないようだ。いや、隠さなくてもいい。