『はい、こちら119番です。救急ですか?消防ですか?』

「きゅ…きゅうです!」

急いでいるあまり、言葉がつっかえる。

『どうされました?』

「と、友達が…!!倒れて!…それで、意識がないんです!」

それからのことはよく覚えていない。
焦ってたから。なぁ、もう楓朱にあえねーのか…?