『ねぇ、それいつ渡すの?』 「んー明日かな…。 食べ物だし早く渡さないと」 『クラスわかってるの?』 「えっ?クラス…?」 胡桃の一言に思わず持っていたフォークを落としてしまった。 そうだ。私、クラスも名前も知らないんだ…。 『で、どうすんの?』 「必死に探します… 。」 『はぁ…。私も手伝うから。』 「ごめんね。ありがとう。」 明日、絶対に見つけ出すんだ! という意気込みでパンケーキを頬張った。