「お礼て何買えばいいの?」

『重すぎず軽すぎず…なもの…』

「え、何それ…笑」

胡桃の適当そうな真面目な返事に苦笑しながらお礼の品を探す。

あ…これ…

「ねぇ、胡桃! 見てみて!」

そう言って私が見せたのはオシャレな包装をされたクランベリーのチョコレート。
なんと言ってもピンクのリボンで可愛らしくラッピングされていることに惹かれた。

『これってさ…男にやるには…ちょっとねぇ…』

「いいの! 気持ちなんだから!」

『まぁ、唯がそう言うなら…』

胡桃はあんまり納得していないみたいだけど私はこれに一目惚れしたからイケメン君へのお礼はこれに決めた!

「ねぇ、せっかくだからカフェ寄って帰ろう!」

『おぉ、いいね! 久しぶりに語ろうか。』

イケメン君へのお礼を買った私達はカフェでお茶をしていくことにした。