まりえ先輩は部屋を出てしまった。

すると二人が……

土下座をして謝りだした。



私には何て言っているのか、聞こえなかった。

いや、聞きたくなかった。



『帰ってください。

あなたがいなければ…こうならなかった。

先輩を…許すことはできないです。

私は…そんなに出来た人間じゃないんです。

もう誰に謝られたって、私は走れません。

私は陸上部辞めます。

それに。。。それに。。。

先輩方がいなければ、未来も傷つけなくてよかったんです。

はやく…帰ってください!』


私は泣きながら叫んでやった。


この日から私は面会謝絶になった。