「何してるの?一人でさびしくないの??」

とゆうじが扉をあけて来てくれたのです。


ホントに嬉かった。


「寂しくないよ、いつもこんなだから」



大抵の人は、こんなこと言われるとあっそと想い、出ていってしまいますが、
ゆうじは…

「俺もここにいるー!いい??」

「別にいいけど、」

と、まさかの言葉が来たのですごく嬉しかった。
そこから…

「名前きいてもいい??」

「村澤ほのかです。」

「ほのかちゃん!!可愛い名前!
いくつ??」
(きやすく、ほのかちゃんなんて呼ぶな!
何が、可愛い名前だよ、チャラ男め!)

「13」

「2つも違うんだね
そんなふうに感じないなぁ~ほのかちゃんと話してると楽しいから!こんな、可愛い子と話せるなんて嬉しいよ!」
(私がふけてるってこと!?)

「お世辞をありがとう」

「お世辞じゃないよ!!ほのかちゃんは、はやととどういう関係なの??」
(お前に話すような関係じゃないし)

「別にどうという関係じゃない、ただの友達だよ」

「そうなの!?よかったー」
(何がよかったーなのかわからない( ̄ー ̄))

「ほのかちゃん、彼氏は?」
(なぜ、お前に言わなくてはいけない)

「人は、あんまり好きじゃないからいないよ」

「人見知りなんだ~、でも、俺と話してくれるってことは、きたいしてもいいのかな?w」
(話の意味がわからない)

「質問されたら、答えるだけです。」

「なら、俺の事どうおもう?」
(さっき言った嬉しかったは、前言撤回
こんなチャラ男大嫌い)

「どうも思いません。」

「つめたいなぁー、なんかあるでしょ!なんでもいいよ!」
(うざい!)

「変わり者ですね」


「あははは
俺が、変わり者??初めて言われたわ w
なんでや??」

「大抵の人は、私に近ずこうとしません。特に初対面の男のひとは
それなのに、つめたくあたってもずっと話してくれるし」

「それって俺の事すきなの??」
(は!?自意識過剰だ)

「ありえません。」

「だって、つめたくあたってるってことは、本心じゃないってことでしょ?それに、くれるしってことは、俺の事気になってるのは事実でしょ!」
(だめだ、ついていけない)

「だから、違います!」

「ツンデレなほのかちゃんも可愛いから許してあげる!w」



言い合いに疲れた私は、少し黙ってしまいました。

ゆうじは、少し私を心配するようにそっと近くに来て顔をのぞきこみました。


私は、あまりにも顔が近くにあったので、びっくりしてその場に倒れてしまいました。


「大丈夫?俺が悪かったよ」

と、いって手をさしのべてくれました。