「なに…」


私と俊也の距離はわずか15センチ。


「ちょっと…ちか…ン?!」


恥ずかしくて俊也から離れようとした瞬間、腕を掴まれキスをされた。


「え…いま…」


「なんで避けんだよ。」


「え…」


まさか、俊也が好きだから。


とは言えるわけもなく、私は返答に困る。