「ふぅん。」


美月はそう言っただけで、なにか考え込んだ。


そして、思い付いたように、手を打った。


「もしかして…


…いや、やっぱやーめた。」


「え、ちょっと美月!」


「心配しなくてもいいと思うよー!


じゃ、私は帰るね~。」