「なにやってんだ里見。」


「村瀬!」


美月の後ろにいる私を見つけ、怪訝な顔をしてくる村瀬。


そして、すぐに俊也の方を向いた。


「俊也はよー。」


「はよ。」


「てかこれ見ろよ。


野球のチケット当たったぜ!」


「スゴいな。」


「だろー!」