それからは、お互い顔を合わせるたび、声をかけるようになって…いつしか、修斗が私の家に朝迎えに来てくれて。
私と修斗が初めて話した日から1年が経った頃。

『俺、結衣が好きなんだ。付き合って欲しい』

私は、修斗に…


Dear 結衣

放課後、部活が終わったら、1ーAまで来て欲しい。
From 修斗

というメールをもらい、吹奏楽部が終わってから自分の教室に入ると、もうそこには、制服を来た修斗がいた。