うちらが付き合い始めてから、今日でちょうど一年。
うちらの噂はまたたく間に広がり、お兄ちゃんの耳にも入る。
バンッ。
教室の扉を勢いよく開けた音が、聞こえた。
お兄ちゃん「どういう事だ。聖羅。椎羅。」
聖羅。椎羅。「「どういう事って。誰もお兄ちゃんの恋人じゃないんだから。兄弟じゃない。普通に恋してもいいでしょ。」」
お兄ちゃん「俺は絶対許さんぞ!そうだ、そこの聖羅と椎羅の恋人に告ぐ、今度のP.Pコンテストに勝てば、お前らの交際を認めてやる。じゃあな!」
そう言って出て行ったお兄ちゃん。
遼「受けてたとうぜ?修浬。」
修浬「そうだな。兄ちゃん。ぎゃふんと言わせてやろうぜ。」
あらら、魂に火をつけちゃいましたよ。
いい加減にしてほしいうちら。
燃えているお兄ちゃんと遼、修浬でした。