チュンチュン。

朝の日差しがうちらを照りつけた。

まばゆい光がうちらに、『おきろ。おきろ。』って問いかけている。

(今日から学校だ。)

うちらは眠い目をこすりながら、ベットから起き上がる。

着替えて、朝ごはんを食べ、かばんを持って、お兄ちゃんたちと一緒に登校。

教室まで送ってくれる。

自己紹介がすみ、うちらは、開いている席へと足を伸ばす。

授業を寝て過ごすうちら。

それでも、集まってくる人たちは数しれない。

告白なんて日常茶飯事のことで、お兄ちゃんに、バレないようにするのが精一杯。

なんたってお兄ちゃんにばれたら、その子がぼこぼこにされちゃうんだもん。