あたしは突然のことで訳がわからず、その場に立ち尽くしてしまった。


「なに突っ立ってるのっ。朝ご飯できてるから、さっさと食べちゃいなさい!」


そう言って、あたしはお母さんにリビングに引っ張られる。


あたしはリビングの机に用意されたハムエッグトーストを頬張る。


「…ごめんなさいね、こんな寒いところで。よかったら、上がってちょうだいっ。散らかってるけど…」