Ｙｏｕ…

「俺、優花と付き合うことにしたから」


その言葉は優花から聞くよりも、…重く重く感じた。


実はなにかの聞き間違いなんじゃ…と、自分をごまかしていた。


でも晃の口から聞くと、嫌でも認めざるを得なかった。


「よかったね」

って、言うべきなんだと思う。


幼なじみに、初めての彼女。

しかもその彼女は、あたしの親友！


理想の組み合わせ。

２人の一番近くにいるあたしが、祝福するべきはず。