「それにしても、大智さんは神坂さんに甘いわね。羨ましいわ」


外崎さんの言葉に
飲んでいたコーヒーを吐き出しそうになってしまった


汚い、と細川さんにボソッと言われてしまう



『す、すみません。外崎さんが変なこと言うから……』


ビックリしてしまう
冗談にも程があるよ……



「えー?違うの!?私から見たら、神坂さんに興味ありって見えるけど?大智さん、かなりアピールしてるよ?」


外崎さんの発言にビックリだ
どこが興味ありって見えるのか、
アレでアピールしてるのかが知りたい


どう見ても、上司と部下だろう



『勘違いじゃないですか?至って普通だし、上司と部下です。仕事以外の話もしたことありませんし、話しかけられたこともないですよ?』



大智さんと世間話するぼどの関係ではない
口を開けば仕事の話だ
絶対ないだろう


それに、大智さんは私なんかよりハイスペックなお友達をたくさんお持ちで
選ぶとしたら、そこだろう。

っというか、既に彼女の一人や二人で
いるだろうと思っていた