「......え?」 思わず、すっとぼけた声が出る。 いや、だって......は? 「君がそんだけ女の子の顔させちゃうほどの男なんでしょ? だから、それがどれほどなのか見定めるって言ってんの。」 いやいや、ワケわかんないから。 あたしが好きなのは翔くんなわけであって、連れてきてって言われても...... もういるし。 『あは☆実は漫画の男の人なの~!』 なんて今更いえない。