「.........」


「.........」


「......あぁ。初めてだったの。そりゃわりーな。

何なら、やり直しする?」


「しません!!!」





ちぇ、と言えばすぐに立ち上がって。





「んじゃ。昼休みもうちょいで終わるし、帰るわ。」


そう言ってメガネをかけて去っていった。








「.........っ、」



思わず、触れた唇に手を伸ばしてしまう。




キス、ホントにしちゃったの?



急に実感が湧いてきちゃって、ボンッと顔に熱が集中する。







今のあたし、絶対顔真っ赤だ!