「ちゅ、チューだって思っちゃうじゃん!!!」


「思っちゃうじゃなくて、そのチューなんだよ。」





アホか、と間髪いれずにツッコんで未だ呆れた表情をするその姿は、



まんざらでもなさそう。








「はぁぁぁぁぁぁ!?」





え、ちゅ、チューしちゃったの!?


誰と誰が!







あたしと翔くんが!?!?










「かっ、返せ~~~~~~!!!!」



「なにをだよ。」