焦りすぎたせいか、大音量すぎる声。



う、わー。



恥ずかしい……。



そう思って、下を向くと……。



「大丈夫。
保健室の先生が戻ってくるまで付き添うよ」



その男の子は、隣のベッドに腰をおろした。



「気にせず、寝てよ」



「…………」



そんなことを言われても、寝られるハズなんかない。