その瞬間……。



「あーや。
ほらっ。
着いたよ~。
1年B組。
俺とあーやと月星の教室っ♪」



と、うれしそうに言った羽海が、“1-B”と書かれたプレートを指さした。



……って。



うそ――っ!!



あたしっ。



学校だけじゃなくて、もしかして……。



クラスも、ふたりと一緒なの――っ!?