おかしな相槌になってしまった。



「今日ももちろん、それで外してたんだよな。
お揃いのピアス」



「お、おぉ……」



「でも、さ。
おまえ、それ以外、外すの忘れすぎ」



月星は、俺の手の中、こんもり積まれたピアスに視線を落とした。



いやいやいや。



俺……。



月星に、真実を話そうと、口を開いた。