「羽海っ。
もっ。
どこに行くのっ?」
“羽海の単独行動が多いなぁ~”から一転。
“羽海、あたし達のこと、避けてる!?”
そんなことまで思うようになった頃。
あたしは、放課後、急いで帰ろうとする羽海の背中、制服のジャケットをガシッとつかんだ。
「ちょっと、待って!
帰るなら、一緒にでしょ?
そのルールを忘れたの!?」
高校にまでついてきた! って、うっとうしがってた自分を棚にあげて。
あたしは、子供の頃に3人で決めたルールを口にした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…