今、このふたりを前にして……。
たぶん、俺のできることはない。
だから、無理やり笑顔を浮かべて……。
なんにも気がつかない間抜けなツラして、俺は言った。
「超うまそー。
カレーのにおい。
月星、サンキュー。
洗い物は、俺がするから……。
ちゃちゃっと風呂入ってきていい?」
そして、2人の返事なんか待たずに、俺はリビングのドアを閉めた。
だって……。
こんな顔を、2人に見せるわけにはいかなかったから。
たぶん、俺のできることはない。
だから、無理やり笑顔を浮かべて……。
なんにも気がつかない間抜けなツラして、俺は言った。
「超うまそー。
カレーのにおい。
月星、サンキュー。
洗い物は、俺がするから……。
ちゃちゃっと風呂入ってきていい?」
そして、2人の返事なんか待たずに、俺はリビングのドアを閉めた。
だって……。
こんな顔を、2人に見せるわけにはいかなかったから。