今日は、遊園地へ行く。

でも、聞いてなかったのが運のつき。

相手が大貴。

なんだか、デートみたいで照れる。

マーガレットの姿で、ほぼ確定なこと聞いちゃったからな。

あたしたちは、次々にアトラクションを楽しむ。
あっという間に時間は過ぎ、もう夕方。

「帰ろ?」
あたしはそういうが、帰りたくなさそうな大貴。

「俺さ、羽丘の事好きなんだ。」
突然の事でワケがわからなくなるあたし。

そろそろ言われる頃だと思っていたけど。

「俺と、付き合ってくんね?」

あたしは、迷いながらも頷く。

「やったー。」と気勢を上げる大貴。

隠し通せるか心配。もし、ばれちゃったら。と思った。ばれたら嫌われる。それでいいんだ。