現在地 見知らぬ町の広場。

奈尾とあやめは見知らぬ町の広場にいる。
そして金策のためにあやめのバックからお金になりそうな物を探していた。

あやめ『なんかお金になりそうなものはあまりないな。
化粧用品、鏡、スマホ、手帳、お茶とカロリーフレンド、替えの下着、携帯アイロン、
ヘアスプレーこれくらいだ。

奈尾『そのバックに色々はいってるな。

あやめ『当たり前だろハタチの女子だそ!
それよりお前はなにかもってないのか?

奈尾『おれか?
さっきポケットの中を調べたら。
十徳ナイフ、ライター、煙草、スマホ、鍵に付けてる懐中電灯のキーホルダーボタンを押すと目が光って鳴く猫のキーホルダー。
これだけた。

あやめ『なんだよお前!
ろくなものもってないじゃん。
十徳ナイフもだし無駄にキーホルダー付けすぎだろ!

奈尾『十徳ナイフはさ缶詰食べたり色々使えるから常に持ってんだおれ。

あやめ『そんなのきいてねー。

奈尾『とりあえずこの中で要らない物を売っていこう。

あやめ『売るってどこに?

奈尾『この世界の物なら店に持ち込めば売れるだろうけど俺たちの持つ物は別世界の物だから店では価値がないと思う。

あやめ『だめじゃん…

奈尾『そこでだ!
別世界の物でレアなものとして路上でトレードか売買するのがセオリー。

あやめ『ん?
トレード?売買?

奈尾『分かりやすく言えばフリマだよ!

あやめ『フリマね。
それで行こう。

奈尾『トレードのこつは人が沢山いる場所でトレードや売買の意志を叫ぶんだ!

あやめ『よし!
それで行こう!
金策開始だー!

二人は金策するために来た道を戻り人が多い所を探しにあるきだした。