あやめと奈尾は香りがしたところにたどり着き足を止めた。

奈尾『ここだね。
あやめ『ここだな。

二人の目の前には少しぼろくさくて小汚ない店がが目に入った。

店の主人『いらっしゃい!
うちのココアブはうまいよ!
安いしいほっぺた落ちちゃうよ!

あやめ『ココアブてなんだ?
しらないぞ。

奈尾『…
知らない世界だが言語は同じようだな。
どうことだ?

あやめは店前でココアブと言う物を売ってる主人に話しかける。

あやめ『おじさんー!
ココアブを2つください!

奈尾『!?
すごいなあやめは…
知らない世界で堂々とココアブとか言う謎の食べ物を注文してる。

主人『ココアブを2つか!
2つで600ランになるよ!

あやめ『600ラン?
600円じゃなくて?

主人『なんだい600円て!
そんなのもの聞いたことないぞ!

あやめ『…

奈尾は二人の会話を聞いて考えていた。

奈尾『言語は同じだが使われる通貨はちがうのか。
まあ国ごとに通貨があるのも考えられるし今はなんともいえないか。

考え混む奈尾の元へ元気がないあやめが戻ってきた。

あやめ『おい!

奈尾『ぶつぶつ

あやめ『おいてば!

奈尾『ぶつぶつ

ガッシュリ!

奈尾『いってーな!(。>д<)
なにすんたよ!

あやめ『お前が無視するからだろれ

奈尾『…

あやめ『なんかさー
お金が違うみたいでかえなかったよ(´・ω・`)
600ランてなんだよ?
両替店を探すのか?

奈尾『話しは聞いてたよ。
多分両替店があっても無理だとおもう。
俺たちの通貨はこの世界で流通してないと考えるのがセオリー。

あやめ『またセオリーかよ!
じゃあこれからどうするんだよ!
無一文だぞ!

奈尾『確かに無一文はやばいな。
金策を考えないと。
とりあえず腰を下ろせる場所にいこう。
あと水が飲めそうな所に移動。

あやめ『へー
お前結構しっかりしてるんだな。
少し見直したぞ!

奈尾『なんだよ急に(*´Д`*)
それが

あやめ『セオリーだろ!
わかったから早くいくぞ!

二人は水が飲めて腰を下ろせる場所を探してあるきだした。