「女だからとか言ってる時点であなた達は終わってるんだよ。ドンマイ女に負けちゃったね。」


ドスの聞いた声で女の子は告げた。


凛としてなおかつ筋の通った声、高いソプラノの声。


「大丈夫?」


そう私に尋ねる少女は、可愛らしい女の子だった。


「え?は、はい!!」 


本当にこの子は竹刀を使ってた子なのか?


あのしなやかな体の動き。


格好良かった、この前まで一緒にいた流星の誰よりも格好良く見えた。