「由茉、嬉しそうだな。」


そう言ったのは手を繋いでいる湊。


「だってみんな同じなんてすごくない?」


「そりゃそうだけど。」



「湊冷めすぎ!」



なんて会話をしながら私たちは3年C組へ入った。