嫌いにならないといけない

私、松山千優はごく普通の高校生である。

そう、ほんとにごく普通の高校生でいられたらどんなに幸せかな……

でも、そんな私の気持ちとは裏腹に私には変な力があるの、その力せいで私はごく普通の高校生ではなくなった

しりたい?(笑)
別に空を飛べるとか、魔法をつかえるわけじゃない、そっちの方が楽しそうだけど(笑)




まぁ……
簡単に言うと予知夢を私は見られるのよ
えっ!?すごい!?とか思ってくれたあなた!それは、大間違いよ。


こんなのただただ辛いだけ、私はこの力がいつから付いたかとか、何のためにあるのか何も知らない。
いつかは分かるといいと思うぐらいかな…

しかも、厄介なことにこの予知夢は確実に起こる未来を予知しているから嫌なのよね
でも、見る夢全てが私には関係のないことばかりだったわ

例えば最近見たヤツと言えば、T市の交差点での衝突事故の夢かな、予知夢どおりT市でな衝突事故が起きたわ。
予知夢なんて見れても結局私には何も出来ない事ばかりなのよ

だから、こんな力早く終わりにしたいの……どうすればできるかなんて今のところはわからないけど、必ずこの力を終わりにする。



普通の自分を取り戻すためにね。

(夢)

12月24日 午後6時35分

カンカン……カンカンカンカン
(遮断機の音が鳴り響く)


いやだ!!いかないで!!!

ごめんね僕じゃ君を救えなかったんだ

そんなことない!!私はあなたのおかげでっ!!!

ありがとう……

だから!行かないで!私は……あなたがのことがっ……!

さよなら……

いや!!まって!私も一緒に……
(ドンっ)

君はだめだ、生きてくれ
僕の分も幸せになってほしいんだ

バッ……キキーキキー
(電車のブレーキ音)





あ……あああ……あ……
いやぁあああア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!!
どうして!?どうしてなの……











×××のこと大好きだった……



ジリリリリ……ジリリリリ
(がばっ!!)






ハァハァ……夢……?
凄く生々しい夢だった……


あの人は一体だれ?声ははっきりと覚えてるのになんで顔がでてこないの……
一体だれなの……

私が大好きな人?っていってたけど
今付き合っている一晃くんの声じゃなかった……

いやだ!!なんでよりによって私に関係のある夢なんて見るなんて!
いやだよ……
大切な人を失ってしまう夢なんて……



作品を評価しよう!

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

まって止めないで!

総文字数/246

恋愛(学園)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア