「あ、和珠くん。来てたのね。愛ちゃんは

目覚めたかしら?」



微笑む金原さん。



「あ、まだだと思います....」


俺はお構いなしに早足で歩く京を見失わな

い様にすぐに金原さんに一礼して京を追っ

た。